長澤まさみさん主演の映画『スオミの話をしよう』と、2007年公開の映画『キサラギ』。
一見すると全く異なる作品に思えるこれらの映画には、実は驚くほど多くの共通点が存在します。
『スオミの話をしよう』は、フィンランドの美しい風景を背景に、失踪した大富豪の妻を巡るサスペンスコメディ。
一方、『キサラギ』は、自殺したアイドルの一周忌に集まったファンたちが繰り広げる密室劇です。
どちらの作品も、限られた空間での人間ドラマと、意外な展開が魅力ですよね。
この記事では、
「スオミの話をしよう」と「キサラギ」が似てると言われる理由について、ストーリー、あらすじ、キャストを比較してお届けします
「スオミの話をしよう」と「キサラギ」似てると言われる理由
長澤まさみさんが主演の映画「スオミの話をしよう」は、三谷幸喜監督によるミステリー・コメディ作品で、2024年9月13日に公開予定です
「スオミの話をしよう」が上映前から2007年に上映された「キサラギ」と似てると言われる理由はいくつかあり、代表的なものとしては
1. 限られた空間での物語展開
2. コメディとサスペンスの融合
3. 多様なキャラクターの魅力
4. 意外な展開とどんでん返し
5. 演劇的な要素
などです
1. 限られた空間での物語展開
「スオミの話をしよう」と「キサラギ」両作品とも、主に一つの場所で物語が進行するという共通点があります。
『スオミの話をしよう』では、フィンランドの豪邸が舞台となり、失踪したスオミを巡る謎が解き明かされます。
一方、『キサラギ』では、アイドルの一周忌に集まったファンたちが密室で繰り広げるドラマが描かれます。
このように、限られた空間での緊張感と人間関係の変化が、両作品の魅力の一つです。
2. コメディとサスペンスの融合
「スオミの話をしよう」と「キサラギ」両作品は、コメディとサスペンスを巧みに融合させています。
『スオミの話をしよう』では、失踪事件を巡るミステリーに加え、登場人物たちのユーモラスなやり取りが見どころです。
『キサラギ』も、アイドルの死を巡る謎解きと、ファンたちのコミカルなやり取りが絶妙に組み合わさっています。
3. 多様なキャラクターの魅力
両作品とも、多様なキャラクターが登場し、それぞれが独自の魅力を持っています。
『スオミの話をしよう』では、スオミを愛した5人の男たちが集まり、それぞれの視点からスオミの姿が描かれます。
『キサラギ』でも、アイドルを愛するファンたちが集まり、彼らの個性が物語を彩ります。
4. 意外な展開とどんでん返し
両作品には、観客を驚かせる意外な展開やどんでん返しが含まれています。
『スオミの話をしよう』では、スオミの失踪の真相が次第に明らかになる過程で、予想外の事実が次々と明かされます。
『キサラギ』でも、アイドルの死の真相が明らかになるにつれて、観客を驚かせる展開が続きます。
5. 演劇的な要素
『スオミの話をしよう』は、黒澤明監督の『天国と地獄』をモチーフにしており、演劇的な要素が強い作品です。
同様に、『キサラギ』も舞台劇のような密室劇であり、登場人物たちの会話劇が中心となっています。
これらの共通点が、『スオミの話をしよう』と『キサラギ』が似ていると言われる理由です。
どちらの作品も、限られた空間での緊張感あるドラマと、ユーモラスなキャラクターたちのやり取りが魅力的です。
「スオミの話をしよう」と「キサラギ」の共通点 主要キャスト比較
「スオミの話をしよう」「キサラギ」が似てると言われる理由として主要キャストも上げられます
9月に上映される「スオミの話をしよう」ではスオミと元夫5人が主要キャストです
それに対し「キサラギ」はアイドル如月ミキの熱狂的なファン5人が主要キャスト
実際どんな役柄なのか「スオミの話をしよう」と「キサラギ」の主要キャストから似ている共通点を見ていきましょう
「スオミの話をしよう」の主要キャスト
1. 魚山大吉（演：遠藤憲一）
魚山大吉は、M気質で血の気の多い使用人です。彼はスオミの最初の夫であり、彼女に対する強い愛情と執着心を持っています。
2. 十勝左衛門（演：松坂桃李）
十勝左衛門は、見栄っ張りのYouTuberです。彼はスオミの二番目の夫であり、彼女の失踪に関しても自分のイメージを気にする一面があります。
3. 宇賀神守（演：小林隆）
宇賀神守は、情に厚いお人好しな刑事です。彼はスオミの三番目の夫であり、彼女の失踪事件を解決するために奔走します。
4. 草野圭吾（演：西島秀俊）
草野圭吾は、神経質すぎる警察官です。彼はスオミの四番目の夫であり、彼女の失踪に対して非常に敏感に反応します。
5. 寒川しずお（演：坂東彌十郎）
寒川しずおは、自分勝手な詩人であり、スオミの現在の夫です。彼の屋敷に元夫たちが集まり、スオミの失踪の謎を解き明かそうとします。
「キサラギ」の主要キャスト
家元（いえもと） – 演: 小栗旬
如月ミキのファンサイトの運営者で、一周忌追悼会の主催者。自称「しがない公務員」で、如月ミキに関する知識が豊富。
実は警視庁総務部情報資料管理課に勤務しており、彼女の死の真相を探るために推理を展開します。
オダ・ユージ – 演: ユースケ・サンタマリア
一周忌追悼会の企画者で、如月ミキの元マネージャー。
彼女の死因が自殺ではなく他殺だと信じており、真犯人を見つけ出すために追悼会を企画
スネーク – 演: 小出恵介
元バンドマンで、都内の雑貨屋で働いています。
如月ミキの常連客であり、彼女に告白した過去があります。
安男（やすお） – 演: 塚地武雅
福島で農業を営む男性で、如月ミキの幼なじみ。
彼女と結婚の約束をしていた過去があり、彼女の悩み相談を受けていました。
いちご娘。 – 演: 香川照之
無職の中年男性で、如月ミキの実の父親。
彼女の家を監視していたストーカーのような行動を取っていましたが、実は彼女を見守っていた。
ネットの反応は
映画館で予告観た「スオミの話をしよう」…なんとなく「キサラギ」と思い出した。（男5人に女1人設定）
「キサラギ」は昔試写会で観て、すごい面白かった印象がある。舞台が原作だったやつで、ワンシチュエーションで構成とかも上手かった記憶がある。今はどこも配信してないようで、残念…観たい〜 pic.twitter.com/oTbA4Hhwz8
— kiryu (@teimeigetsu) July 7, 2024
『スオミの話をしよう』は三谷幸喜版『キサラギ』？ pic.twitter.com/wv5GlNfZPR
— ノーシン (@nothin0707) July 20, 2024
『「スオミの話をしよう」は突然、行方をくらませた大富豪の妻スオミの失踪を知り、夫が住む豪邸に彼女を愛した5人の男たちが集結する。彼らが語るスオミのイメージは、それぞれ見た目も、性格も全く異なるものだった』って『キサラギ』みたい。三谷幸喜の新作映画。https://t.co/kWY5bmsLVi
— タニグチリウイチ：2023年も引き続き週何日か三鷹通い (@uranichi) December 13, 2023
まとめ
今回は「スオミの話をしよう」と「キサラギ」の似てる理由について調べてきました
謎の失踪をした女性を5人の男たちが様々な視点で描くストーリー性はやはり似てるような気がしますよね
ですが「スオミの話をしよう」は三谷幸喜監督ですし、私達に驚きや感動をくれる話になっていることでしょう
最後までお読みいただきありがとうございました